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出走表に並ぶ「A1」「B1」といった記号。
これが選手の格を表す級別(きゅうべつ)だ。
競艇選手はこの級別で4つのランクに分けられ、成績しだいで半年ごとに入れ替わる。
級別を読めるだけで、レースの堅さや荒れ度、1号艇の信頼度が一目でわかるようになる。
今日は競艇の級別制度を、ランク分けの基準から予想での使い方までやさしく整理する。
出走表全体の読み方は出走表の見方もあわせてどうぞ。
級別とは:競艇選手を成績に応じて格付けしたランクで、上からA1・A2・B1・B2の4段階です。
勝率や事故率などをもとに、おおむね半年ごとに見直されます。
出走表では各選手の名前の近くに表示されています。

競艇の級別は4段階
競艇選手は、成績に応じて次の4つの級別に格付けされる。
上にいくほど実力上位の選手が集まる。
| 級別 | 位置づけ | ざっくり言うと |
|---|---|---|
| A1 | 最上位 | 全選手の上位およそ2割の精鋭 |
| A2 | 上位 | A1に次ぐ実力者 |
| B1 | 中位 | 一般戦の主力。選手の多数を占める |
| B2 | 下位 | 新人や成績下位。出走機会が限られる |
ざっくり言えば、A1・A2が「上のクラス」、B1・B2が「下のクラス」だ。
SGやG1といったビッグレースはA1級の選手が中心に出場し、B2の選手は主に一般戦でレースを重ねながら上を目指す。
級別は、その選手の"今の実力"を示す最もわかりやすいものさしになる。
A1はおよそ上位2割:全国の選手のうち、成績上位のおよそ2割がA1に格付けされます。
A1級の選手が1号艇に入れば、それだけで「堅いレース」の目安になります。
級別はどう決まる?|勝率と事故率で半年ごとに
級別は固定ではなく、一定期間の成績でおおむね半年ごとに見直される。
判定に使われるのは主に次のような要素だ。
- 勝率:着順を点数化した平均。高いほど安定して上位に入っている
- 複勝率・2連率など:上位に食い込む安定感
- 事故率:フライングや妨害など。事故が多いと評価が下がる
- 出走回数:一定の斡旋を消化していること
つまり級別は、単に「速い」だけでなく「安定して走れているか」「事故を起こしていないか」まで含めた総合評価だ。
好成績を残せば昇級し、成績が落ちたり事故が多かったりすれば降級する。
実力と走りの質がそのまま反映される、シビアな仕組みになっている。
フライングは級別にも響く:フライング(F)は失格・返還だけでなく、事故率を押し上げて級別の降級にもつながります。
だからこそ選手はスタートで「攻めつつ越えない」ギリギリを狙うのです。
仕組みは[フライング・返還金の解説](/media/kyotei-flying-henkan)で詳しく扱っています。
級別とレースの格|誰がどのレースに出るか
級別は、出場できるレースのグレードとも結びついている。
おおまかな対応は次のとおりだ。
| レース | 主な出場級別 |
|---|---|
| SG・G1(ビッグレース) | A1中心 |
| G3・一般戦 | A1〜B1 |
| ルーキーシリーズなど | 若手・B級中心 |
SGやG1の優勝戦に残るのはA1級の一線級がほとんどだ。
一方、B級の選手は一般戦で経験と成績を積み、A級へと駆け上がっていく。
レースのグレード(SG・G1・G2・G3)そのものの違いは競艇のグレード解説にまとめている。
「級別=選手のランク」「グレード=レースの格」——この2つを分けて覚えておくと混乱しない。
級別を予想にどう活かすか
出走表を開いたら、まず6艇の級別に目を通してほしい。
これだけで、そのレースの「堅さ」と「荒れ度」が見えてくる。
| パターン | 読み方 |
|---|---|
| 1号艇がA1・他はB級中心 | インの信頼度が高く、堅い決着になりやすい |
| 1号艇がB級・外にA1 | インが崩れる余地あり。荒れる期待 |
| 全艇A1クラス | 実力拮抗。級別以外の要素で差を見る |
基本は「級別が上の選手ほど実力上位」と考えてよい。
とくに競艇はイン有利なので、1号艇にA1級が入っているかどうかは、レースの堅さを測る最初のチェックポイントになる。
逆に、1号艇が下位級で外に実力者がいるレースは、まくり・差しで荒れる余地がある。
ただし級別だけで舟券は当たらない。
同じA1でもモーターの出来やスタート、水面相性で評価は変わる。
級別で軸の当たりをつけ、モーター2連率やSTの読みを重ねるのが王道だ。
詳しくは出走表の見方や競艇の予想のコツをあわせてどうぞ。
出走表は本日のレース(レースデータ)から確認できる。
まとめ|級別は「今の実力」の地図
競艇の級別は、A1・A2・B1・B2の4段階。
A1はおよそ上位2割の精鋭で、勝率と事故率などをもとに半年ごとに入れ替わる実力主義だ。
SG・G1はA1中心、B級は一般戦で勝ち上がる——と、格とレースが結びついている。
出走表で級別に目を通すクセがつけば、「1号艇が強いから堅い」「インが弱いから荒れそう」といった構図が一目で読めるようになる。
あとはモーターやSTの読みを重ねて、人気と実力のズレを探していこう。
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